映画B学校

映画B学校は、とても名前が似ている某映画学校の周辺にころがっている小さなあれこれを、長い毛足で根こそぎからめ取る「B面」で「B級」なサイトです。

取れ高充分、これで終わるかに見えた座談会。

ボイスレコーダーを切り、そこからのん気な雑談が始まった――

かにみえて、突然語られだした「自主映画史」のあれこれ。

そして明らかになる「映画人にもいろいろいるんだ!」の事実。

あわててレコーダーを回し始めたところから、座談会採録最終回は始まります。

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この顔ぶれで、園子温を語るということ。

そのことの意味をまるで知らずに企画したわけだけれど、

実はすごいことだったんではないかと、終わってみて、もぞもぞしている。

園とは2歳違い、自主映画界の中でも別のフィールドで映画作りに励んでいた高橋洋。

80年代から90年代、園と近しく映画作りに取り組み、『うつしみ』(99年)に主演している鈴木卓爾。

大阪のミニシアターと映画美学校の試写室で、園作品をいくつも映写していた千浦僚。

そして、映画美学校で映画の何たるかを叩きこまれた修了生・石川貴雄と若栗有吾。

それぞれの目で観た、それぞれの園子温と、それぞれの『ラブ&ピース』について、

話したい人が話したいだけ話す3時間のスタートです。

(※ネタバレを含みます。観てからのご一読をおすすめします!)

【高橋洋】

脚本家・映画監督。1959年生まれ。脚本作品は『リング』シリーズ、『おろち』など。監督作品は『ソドムの市』『恐怖』『旧支配者のキャロル』。去年書き上げたオリジナル・ホラー脚本が年内にインできるか…。

 

【鈴木卓爾】

映画監督・俳優。1967年生まれ。監督作品『私は猫ストーカー』『ゲゲゲの女房』『楽隊のうさぎ』他。映画美学校アクターズコース1期高等科のメンバーと制作した、新作『ジョギング渡り鳥』が、2016年公開待機中。

 

【千浦僚】

退役映写技師。食い詰め映画ライター。1975年生まれ。初めて観た園子音映画は『部屋 THE ROOM』。『桂子ですけど』『自殺サークル』『奇妙なサーカス』『恋の罪』『男の花道』(の部分)、を映写したことがある。 

 

【石川貴雄】

1977年生まれ。映画美学校フィクション・コース第13期初等科修了生。アクターズコース第2TA(ティーチング・アシスタント)。自身のテーマソングとなる渾身の一曲を作りたい。

 

【若栗有吾】

1986年生まれ。映画美学校フィクション・コース第15期高等科修了生。

高等科修了制作品「なんのすべもなく」を監督。現在公開に向けて準備中。最新作は模索中。

 

 


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現役のフィクション18期初等科生・穐山茉由(あきやままゆ)さんからの投稿です。
フィクション ・コース初等科は今、「全員が撮る」修了制作を完成させたばかり。 提出を終えた穐山さんが、この1年間に映画美学校フィクションコース初等科で学んだ実感を伝えてくれています。
彼女の作品が上映される機会があったら、ぜひ観てください!

9月9日開講のフィクションンコース19期初等科は、現在、受講者を募集中。
http://www.eigabigakkou.com/course/fiction/outline/
今年は例年より受講申し込みの出足が早いそうです。
次回ガイダンスは7月18日(土)とのこと。
定員に達し次第募集を締め切るそうなので、受講を考えている方はお早めに!

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<前列左から2人目が穐山さん>

75日に行われた「映画美学校ショーケース」。

めったに見られない修了生の作品上映や、

講師陣のガチンコトークなど、

フィクション・コースが日頃からやっていることを、

誰でも入れるイベントとして大公開しました。
http://www.eigabigakkou.com/news/info/4951/ 

 

そのうちのひとつとして行われた、

深田晃司(3期修了生)さんと三宅唱(10期修了生)さんの対談を、

ここでまるっと公開いたします。

 

映画作りを「志す」人を相手に、この学校の大人たちは「作る」のみならず、

それで「食う」こと、もっと言えば「生きる」ことをきわめて真剣に語ります。
日々、ほんとに日々、そういうことが繰り広げられているのです。 

 

……来ないと損だと思うの。こんな学校。

 

その様子を4日連続でおすそわけ。存分に噛み締めてください。
(局長オガワ) 

 

はいどうもご無沙汰の更新です。
先日、映画美学校で「ショーケース」というイベントがありましてね。
講師陣による対談とか修了生の上映とか盛りだくさんでして、

B学校でも近日、深田晃司☓三宅唱対談の様子を、
まるっと採録して掲載いたしますが、その模様を、

伝説の事務局員! 市沢真吾さんが、
Facebookで素敵に語っておられたので、
許可を得ましてここにも掲載いたします。

深田さん三宅さんが語ってたことにつられて、
ひょっとしたら市沢さん自身の実感に基づく理解が、
ここに書かれているような気がします。
本文掲載は近日! 震えて待て!
(局長オガワ)
 

 ただただ、眺めるのみなのだ。たぶん観た人にしかわからない「駄話」の連鎖。でもこの「駄話」にこそ価値があるのだと、映画美学校界隈の人たちは知っている。「駄話」であろうがなかろうが、出そう。交わそう。そうやって彼らの「映画」は続いていくのだ。(※ネタバレあります、ご注意ください!)

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現役受講生を引っぱり出してみた。フィクション・コース第17期高等科生。普段はみんな、どんな映画談義に花を咲かせているのかなと思って。でも取材者が入ったら緊張しちゃうかな、などと危惧していたら、講師の保坂大輔をはじめ、編集局員たちが口を揃えて言うのだ。「いや、あいつらなら、大丈夫」。そっか、じゃあ、ちょっと放っといてみようかな!(※ネタバレあります、ご注意ください)

 

【保坂大輔】1977年生まれ。映画美学校フィクションコース第5期高等科修了生。現講師。脚本作品に『貞子3D2』等。今年、映画美学校高等科コラボ作品として、ロボットもの『お母さん、ありがとう』を監督。

 

【坂田科伸】埼玉で公務員をしている36歳。30代半ばで映画美学校フィクション・コースに入り、今に至る。そもそも、こんな偉そうに話すほど映画を撮れるわけでも観てるわけでも無いのに、とこの原稿を読んで若干青くなっている。

 

【横山翔一】1987年東京生まれ。早稲田大学第一文学部(現:文学部)にて演劇を学び、作・演出、舞台映像制作、役者と幅広く活動。卒業後、東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻に進学しメディアアートを学ぶ。CM制作の仕事を経て、2014年、映画美学校フィクション・コース初等科修了制作『たちんぼ』の監督脚本を担当する。

 

【中村佳寛】(プロフィール)1986年生まれ。映画美学校17期フィクションコース高等科。監督作『姉と弟』。最近、気になって仕方がない作家は森翔太。

 

【飯島明】映画美学校フィクションコース17期高等科生

名前の読みはアキラではなく、トオル。

初等科生時代に脱サラする。先日、キノハウスの1階にて、目の上を数針縫う怪我をし、救急車で運ばれる。縫合後、飲み会にはバッチリ参加。
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